かくれ里

金曜日, 1月 18, 2019

イプシロン4号機打ち上げ


民間企業や大学などが開発した7基の小型人口衛星を搭載した小型ロケット「イプシロン」4号機は、今朝、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、すべての衛星を分離し打ち上げは成功した。
 
 イプシロンの打ち上げには50億円余りかかるので、民間の衛星を搭載するのには有料が原則だ。しかし、今回公募した7基はすべて国が費用を負担するそうだ。
 
 これは政府として、企業や大学による宇宙ビジネスの参入を支援し、宇宙分野での競争力を強化したいと言う狙いがあるからだ。そして将来のビジネス参入に繋げてもらおうというもくろみだ。
 
 今回打ち上げられた衛星の中には、農業や漁業の効率化につなげようというものもあるが、注目されているのは、衛星から放出した球が大気圏で燃える仕組みの人工流れ星。最大10秒間光るらしい。こうした日本独自の新しい宇宙ビジネスを今後国は支援していくようだ。