かくれ里

土曜日, 1月 05, 2019

昭和は遠くなりにけり


昨年の大晦日には、紅白歌合戦を最初から最後まで観た。毎年恒例の豪華なショーだが、これまではラジオで聞くか偶にテレビ観戦するだけだった。今回は坂本冬美や石川さゆりの演歌もあったが、初めて聞く歌がほとんどだった。平成の時代に流行った音楽にはどうもついていけない。
 
 平成の時代も終わり、5月から新しい元号に変わる。昭和は激動の時代だったが、僕の知っている昭和は、終戦後のどさくさの時代から、経済が上昇し続けた時代である。二十歳代は試練の時代だったが、その後は順風満帆の時代が続いた。
 
 昭和の時代が終わって平成になり、しばらくしてからバブルが弾け、その後、日本中の経済は低迷が続いた。この頃より、自らの商売も消極的になっていった。

 今、振り返ってみたら、昭和に生きた40数年は懐かしい思い出の多い時代だった。「昭和は遠くなりにけり」だ。自分にとって昨年は試練の年だったが、今年は明るい年になるような気がする。