かくれ里

月曜日, 12月 03, 2018

AGE


AGEとは、終末糖化産物のことで、身体のコゲと言えるものだ。食後一時的に急激に血糖値が上がる血糖値スパイスのことで、健康診断で正常範囲でも気が付かないうちに、血糖スパイクによって体がむしばまれている危険がある。
 
 100歳人生時代が到来しつつある今、食事の健康効果について科学的な検証が進んでいる。どんなものを摂れば健康寿命を延ばせるかを語っているのは、『医者が教える食事術』の著者で糖尿病が専門の牧田クリニックの牧田善二院長だ。
 
 牧田先生は、血糖値はカロリーや脂肪のとりすぎで上がると思っている人が多いが、実際は炭水化物を減らし、タンパク質や脂質を増やす方が良い。低炭水化物・高タンパク質・高脂質の食事は健康長寿につながる。
 
 身体のコゲから身を守るには、食事の見直しが必要。「日ごろからAGEの多い揚げ物などを好んで食べる人は、ビタミンB1やB6、カテキンなどの成分を摂るといい」と牧田先生はおっしゃる。要するに、①AGEの多い食品を控える。②体内でAGEを作らないことだ。