かくれ里

木曜日, 12月 06, 2018

車に広がるLED


家庭用にLED照明が普及し始めて10年ほどになるが、メーカーでは白熱灯や蛍光灯を使った照明器具が生産中止になっている。LEDは消費電力が少なく寿命も長いことから、環境に優しく経済的であるとされていて急速に入れ替わっている。
 
 家庭内で一気に普及していったLEDは、クルマでもさまざまな車種のさまざまな部分に採用されている。クルマのヘッドライトはこれまでハロゲンやキセノンが採用されていたが、現在新車で販売されている車種はLEDの採用が多い。
 
 LEDが使われるようになった理由は、耐久性が高く消費電力が少ない。最近ではLEDのコストが安くなったこともある。又、ユニットサイズが小さくでき、デザインに多様性が出来るようになった。
 
 メリットは他にもあるが、デメリットもある。故障して切れてしまった場合、電球のように発光部だけの交換ができず、ヘッドライトユニットごとの交換になり費用がかさむことだ。しかし、いずれは全車種ともLED化することになるだろう。