かくれ里

土曜日, 3月 02, 2019

有人宇宙船の復活


アメリカは、2011年にスペースシャトルが退役して以来、有人宇宙船の運用を行っておらず、ISS(国際宇宙ステーション)への有人飛行はロシアのソユーズ宇宙船に頼っており、アメリカはロシアに1人当たり80億円以上の負担額を支払っている。
 
 NASAは、民間企業による有人宇宙船の開発を目指し、2014年にボーイングとスベースXの2社を開発企業として選定した。
 
 スペースX社は、7人乗りのカプセル型有人宇宙船クールドラゴンを開発していた。3月2日には初の打ち上げ試験機をISSに向けて打ち上げられることになった。今回は初の打ち上げ試験とあって無人で行われる。
 
 打ち上げ翌日の3月3日にISSにドッキングしてハッチを開ける。打ち上げから7日後の3月8日にISSを離脱、大気圏に再突入し大西洋上に着水する。着水後は1時間以内にカプセルを回収する予定とのことだ。