かくれ里

日曜日, 3月 03, 2019

米朝会談の結果


米朝の2回目の首脳会談はこれと言った合意もなく終わったようだが、日本政府としてはトランプ大統領の判断を支持するとしている。
 
 日本には北朝鮮との間に、拉致問題、核・ミサイル問題がある。拉致問題についてトランプ大統領は今回の会談でも2回提起したようだ。核について日米は、完全な廃棄でなければ経済制裁を解除すべきではないとしてきた。トランプ大統領はこのことにも配慮したのではなかろうか。
 
 ミサイルに関してアメリカは、アメリカ本土に届くICBMの廃棄だろうが、安易な合意の結果日本を射程に収めるミサイルが残されてしまうとの判断もあっての結果だろう。
 
 とはいっても、日本にとっては拉致問題の解決を進展させたいところだ。拉致被害者の家族らは高齢化が進み、今が被害者を取り戻す最後の機会だとしていた。安倍総理は日朝会談で解決を目指す決意を示しており、日本政府はもっと主導的な行動をとってほしいと思う。