かくれ里

土曜日, 5月 11, 2019

F35


-4戦闘機の後継機として、平成29年度から航空自衛隊三沢基地に配備されている最新鋭のステルス戦闘機F35が、訓練飛行中にレーダーから機影が消えた。空自は捜索を続けているが操縦士と機体の大半が見つかっていない。
 
 F35は、アメリカなど9ヶ国が共同開発した最新鋭の戦闘機で、最先端の技術が凝縮されている。アメリカ軍は、墜落した機体がロシアや中国に渡ることがないよう、自衛隊と協力して捜索に当たっている。
 
 岩屋防衛相は定例の記者会見で、機体の一部を海底から回収した。ひき続きパイロットと残りの機体を捜索している。アメリカ軍も、特殊な作業能力を持つ船舶を派遣していて、水深約1500mの海底でフライドレコーダーの一部を発見したと語った。
 
 今回の事故が、機体の不具合によるものか、パイロットのミスによるものかは、少なくとも機体が引き上げられない限り原因の特定は難しいだろう。仮に機体に不具合があるとなれば、F35を大量購入する方針の調達計画にも影響を与えることになりかねない。今後の事態に注目だ。