かくれ里

土曜日, 6月 08, 2019

GAFA


最近GAFA(ガーファ)という文字を見掛けることが多い。これはアメリカ合衆国に本拠を置く4つの巨大IT企業の頭文字をとって総称する呼称である。すなわち、GoogleAmazonFacebookAppleのことである。
 
 この語句は、日本においても経済産業省の報告書で頻繁に使用されていて、昨年の新語流行語大賞にもノミネートされた。
 
 これ等の米IT大手は、インターネット広告の収益や通信販売などを通じ、世界で巨額の収益を上げている。しかし、法人税率の低い国に利益を移して節税し、収益に見合う税金を納めていないとの批判が強まっている。
 
 日本は、今年のG20会議の議長国として企業の実質的な負担税率に国際的社会共通の最低水準を定める新たなルール作りの着手することになったようだ。低税率の国・地域に利益を移す「課税逃れ」を防ぐ目的の為だ。