かくれ里

水曜日, 7月 24, 2019

カセットテープ


店舗改装工事に伴って在庫品の処理をしている。当時はよく売れた商品でも時代が変わって棚さらしになったものがある。カセットテープも沢山残っていた。廃棄するのももったいなくて、メルカリに出してみたら結構さばけた。
 
 調べてみると、カラオケの練習や習い事で高齢者の方が使っているようなのだ。カセットテープはアナログ音源なので耳に優しく、CDより聞きやすいと言う声もある。ナガオカがカセットテープの新製品「CT」シリーズを発売したそうだ。
 
 昭和の時代に大活躍したメディアだったが、令和の今、カセットテープを知らない若者も多いと思う。CDが発売されると音楽メディアとしては一気に衰退した。僕は、各種会議の録音済みテープなどを保管してあって、それの処分を躊躇している。VHSビデオテープと違って場所を取らないのでもう少し置いておこうか。
 
 余談だが、フロッピーディスクが普及する前には、データ保存用としてカセットテープを使ったことがある。レコーダーをパソコンに繋いで、自分が作ったプログラムをセーブ(保存)する時に「ピーヒョロロガー!」って音を出していたものだ。カセットテープには色んな思い出がある。