かくれ里

水曜日, 11月 13, 2019

ヒマラヤスギ


  今朝のラジオで、11月13日の誕生日の花はヒマラヤスギと言っていた。この樹はてっきり杉だと思っていたのだが、まつ科の樹木だと知った。樹高は30mを超えるものもあって垂直に伸びるので大きな公園の入り口などに植えられているのを見たことがある。
 
 少し興味があってネットで調べてみた。ヒマラヤが原産で別名ヒマラヤシダーとも呼ばれている。建築材料として大きな需要がある。パキスタンやインドでは橋、運河、鉄道車両などに広く用いられていたそうだ。

 花は、10~11月ごろに開花する。雄花は円錐形で長さ3cmぐらい。花の後は大量に樹下に落ちる。雌花は小さく目立たない。
 
 樹下に落ちたヒマラヤスギの実(松ぽっくり)の先端はバラバラにならず、これを1ヵ月ほど乾燥さると、実の先端が開いてバラの花のような形になる。これがシダーローズと言われるもので、クリスマスリースにアレンジしたり、そのほか色々と活用することができる。