かくれ里

水曜日, 4月 29, 2020

財政健全化


今年度の補正予算案では、緊急経済対策の財源として25兆円余りの国債を追加発行することになった。当初予算と合わせて58兆円余りに達し、歳入の半分近くを国債に頼ることになった。

これについて麻生副総理兼財務大臣は、28日開かれた衆議院の財務金融委員会で、「借金がこれだけ増えても金利が上がらないのは誠にラッキーなことだと思うが、これを永久に期待するのは間違いだ。今年度の税収がさらに減るのは確実で、国債への依存度が50%を超えることは間違いないだろう」と述べた。

そのうえで麻生大臣は、「財政健全化のためにもしっかりとした経済成長をやらなければいけない」と述べて、経済の回復を優先しつつ、長期的には財政健全化を進める必要があるという認識を示した。

そのためにも、この度の新型コロナウイルス騒動は、できるだけ早急に終息させなければなるまい。