かくれ里

月曜日, 7月 20, 2020

UAE火星探査機打ち上げ

UAEの火星探査機を搭載した日本のH2Aロケットが今朝打ち上げられ、予定通り探査機は分離され打ち上げは成功した。

搭載されたUAEの探査機は全長8m、重さは1.5トンほどある。火星を回る軌道に入って火星の大気などの観察などを行う計画だ。

UAE(アラブ首長国連邦)は来年建国50周年を迎える。ドバイ郊外の宇宙センターでは、多くの職員が打ち上げの様子を見守っていたが、探査機からの最初の信号の受信を受けて、職員らは拍手して安堵の表情をしめしていたようだ。

三菱重工はUAEから4年前に受注を受けて準備を進めていた。H2Aロケットの打ち上げはこれまで45回連続成功している。三菱重工が海外から受注した衛星の打ち上げは今回が4度目だが、今後人工衛星の打ち上げビジネスの拡大を図りたいようである。