福島原子力発電所事故
東日本大震災から間もなく10年になるが。それに伴う原発事故は最悪だった。それまでは自分を含め多くの人たちは、原子力発電は安全だと信じていた。しかし、想定以上の自然災害にはどうしようもなかった。
地震発生から約1時間後に高さ14~15mの津波に襲われた東電福島第一原子力発電所は、1~5号機で全交流電源を喪失し、1号炉・2号炉・3号炉でメルトダウンが発生した。それに伴い放射性物質漏洩を伴う重大な原子力事故に発展した。
この事故は、チェルノブイリ原子力発電所事故と同等の最悪のレベルで、周辺一帯の福島県住民の避難は長期化するとともに「帰還困難区域」や「居住制限区域」も設定された。
地震と津波による被害も大きかったが、もし原発事故がなければ、風評被害なども起こらなかったと思う。僕は、この事故によって原子力発電依存への考え方が大きく変わった。世の中は、再生可能エネルギーへの転換を試みているが簡単ではなさそうだ。
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