かくれ里

木曜日, 6月 10, 2021

ワクチン開発

 

今回の新型コロナワクチンへの対応については、大国では巨額な資金が投入されて1年もたたないうちにワクチンが完成した。特に軍事大国ほど早かった。

 我が国は、軍事大国でない上、日本学術会議が軍事研究は事実上禁止し、基礎研究ができなかったという事情もあって、その上、マスコミがワクチンの副反応を社会問題として取り上げ、反ワクチン関連の多くの訴訟も起こっている。

 1994年には予防接種法が改正され、ワクチンは義務接種から任意接種になった。これによって国内メーカーのやる気をそぐ結果ともなった。

 政府は国産ワクチンの開発・制裁体制を強化するとして、拠点整備などを行う国家戦略を閣議決定した。遅ればせながらではあるが、菅総理は国産ワクチンの研究開発の整備構想を表明した。