アフガニスタン情勢(その三)
アメリカはアフガニスタンの国造りに20年の歳月をかけてきたがそれらが無駄になったようだ。だが、そのために得をしたのは中国だというのだ。
中国は、米国が恒久的に手を引こうとしている現在、アフガニスタンに対して本格的な援助や投資、技術支援に乗り出すことができる。習氏が掲げる「一帯一路構想」の空白部分を埋めることができる。
しかし、タリバンはアルカイダとの関係を切ることが出来ないようだ。特にタリバンの中の強硬派がアルカイダと緊密な関係を持っているようである。
タリバンがアフガニスタン全土を手中に収めた現在、強硬派がより力を増す可能性がある。中国がアフガニスタンに介入することは、中国にとって良いことなのだろうか。今後が注目だ。
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