かくれ里

月曜日, 8月 09, 2021

オリンピック終わる

 

第32回オリンピック競技大会(東京五輪)は国論を二分したまま開催されたが、昨夜閉会式が無観客で行われた。異例ずくめの大会だったが、成功裡のうちの閉会式だった。

大会は、205の国と地域の選手、約1万1千人が参加。日本は史上最多の、金メダル27個を獲得し、銀14個、銅17個を合わせた総メダル数58個も史上最多だった。

式は午後8時から始まったが、過去のような選手たちの入場の時の賑やかさはなかった。各種のイベントはそれぞれ工夫が凝らされていた。レインボーカラーのドレスで登場したシンガーソングライターのmiiet(ミレイ)が熱唱した「愛の賛歌」は見事だった。

終盤、大会旗が東京都から次回2024年開催のパリ市に引き継がれた。組織委員会の橋本聖子氏と、IOCバッハ会長のあいさつの後、聖火が消されて閉会となった。東京パラリンピックは24日に開幕する。観客の扱いは政府、東京都、組織委員会、IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者協議で決めるようだ。