取水トラブル
愛知県豊田市にある明治用水の取水施設「明治用水頭首工」で、大規模な漏水が発生し、矢作川からの取水が出来なくなった。そこで、仮設のポンプを設置するなどして対応にあたっている。
ここからの水道は三河地域の事業所と4500ヘクタールに及ぶ田畑にも利用している。今が田植えの時期で、「水が来ないと苗が枯れる」と大騒ぎだ。
明治用水は、明治維新後の国策により、明治12年に着工、同17年に完成した。用水完成により開田が進み、この地域の農業は目覚ましく発展した。
漏水の影響がどれほど続くかについて関係者は、「今の時点ではわからない」としたうえで、「原因を追究することも大切だが、最後の整備から40年以上使われている施設なので老朽化は原因の一つだろう」と指摘する。
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