認知症
今週の「健康ライフ」は認知症についてだった。歳をとると物忘れがひどくなって、認知症の始まりかと考えてしまうことがあるが、同じ話を何度も繰り返したり、物事自体をエピソードごと忘れてしまったりしなければ、加齢とともに誰にでもあることで心配はないと言っていた。
かつて、この病は痴呆と呼ばれていた。しかし、2004年に厚生労働省の用語検討会において、「認知症」に置き換えられた。
程度や発生順序の差はあっても、記憶障害と見当識障害や認知機能障害があって、計算能力や判断力の低下や失語等の実行機能障害が発生する症状がみられる。患者によっては、幻覚、妄想、徘徊、異常な食行動、睡眠障害を起こす場合もある。また、暴力暴言もみられる場合もある。家族や関係者は気を配る必要がある。
臨床においては、アルツハイマー病と白質型多発性脳梗塞の合併が多くみられ、進行を遅らせる薬品による対処療法しかないようだ。
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