かくれ里

金曜日, 7月 14, 2006

特養

 創業以来ご贔屓いただいていたお客様が、お住まいの近くに新設された特別養護老人ホーム(特養)に入所されることになって、電化製品の移設やら不要の物の処分を頼まれた。

 今までは、市営住宅に姉妹でお住まいだったが、お二人ともお子様が無く、特養の申し込みをされていたようだ。入所希望者が多く順番待ちだったところ、いい具合に二人一緒に入所できることになったが、決まったら即入所しなければ権利を失うとかであわただしい引越しとなったようです。

 ホームにお届けしたのはテレビだけだったが、初めて特養なるところへ訪れる機会が出来た。建物は8階建ての外見は高級マンション風で、一階は受付と事務所、各階にはスタッフルームがあり、個室と広間がある。お客さまは四階の隣同士に個室を与えられていた。部屋の広さは6畳ぐらいでベッドと洗面が置かれている。食事は食堂で一緒に食べるそうです。

 85歳のお姉さんの方は「とうとうこんなとこに来るようになってしもたわ」と、一寸寂しそうにおっしゃっておられた。ここは医療施設も併設されているようで、スタッフの方々は皆さんきびきびとお世話をされていていて、安心した生活が送れるであろうが、自分としては、願わくばこんな場所で老後を過ごすのだけはしたくないと思った。

1 Comments:

At 7/16/2006 10:23 午後, Blogger 慶喜 said...

 ハルさん、お久しぶりです。

 介護のことでは行政の制度にも色々問題点が多いようですが、その為にも、出来るだけ自己管理をして病気しないようにしなければなりませんね。

 

コメントを投稿

<< Home