かくれ里

火曜日, 5月 15, 2007

マルミミゾウ



 ラジオ深夜便で萩原幹子さんから興味深い話を聞いた。現在、彼女はコンゴ共和国の北部の小さな村で現地民と生活を共にし、象の畑荒らし問題と取り組んでいるそうだ。

 
コンゴ共和国は中央アフリカの小国です。人口は約300万人、面積は日本より少し小さい。公用語はフランス語。主要産業は石油。隣国のコンゴ民主共和国(旧ザイール)のような内紛は起きていない。

 ここには、マルミミゾウやローランドゴリラなどが生息していて、観光のスポットにもなっている。近年、象牙をとる為にマルミミゾウの密漁が横行するようになった。そこで、コンゴ政府は保護活動を展開している。ところが、安全を確保された象は住民区域に入って畑などを荒らすようになった。

 萩原幹子さんはアメリカのアフリカゾウ保護基金の助成を受けて、国立公園内でマルミミゾウの生態と畑荒らしの防止活動に取り組んでいるそうだ。