かくれ里

月曜日, 6月 02, 2008

薄型テレビ市場


 国内のテレビ受像機はデジタル放送対応の薄型テレビがお値ごろになって買い替えが進んでいる。現行のアナログ放送が停波するのは3年後であるが、販売価格が半減して普及に加速度がついているのだ。

 ところが、主要メーカーの2008年3月期の決算では、薄型テレビが売上高を押し上げているが、利益水準は低い。ソニーに至っては赤字が拡大している。

 一方、松下電器は「販売台数は計画を下回ったものの営業は黒字」と公表している。シャープもテレビ事業の黒字を誇っている。しかし、収まる事を知らない価格破壊で黒字体質も大したことはない。

 それでも、松下もシャープもソニーも、テレビ事業にしがみつき、巨額の投資をつぎ込んでいる。立ちはだかるのは世界トップシェアーを誇るサムスンである。いよいよ規模による頂上決戦だ。過酷な消耗戦が始まっている