かくれ里

日曜日, 11月 30, 2008

記録メディアの世代交代



 記録メディアといえば、かってはフロッピーディスクが主流だったが、その役割はCDやDVDが取って代わった。しかし、これらも早くも下降期に入ったと言われている。

 新世代DVDの規格争いが終結してブルーレイに統一されて、テレビのアナログ放送停止が近づいて、記録方式もデジタル移行の最終段階に入ったことで、関連企業は新たな戦略をとり始めたようだ。

 ただ、記録メディアの世代交代の早さに消費者は困惑しているのも事実だ。VHSで慣れている人たちは面倒な作業はしたくないといっている。市場調査によると、VHS・DVD一体型のモデルが売れているそうだが、これなどは手持ちのVHSテープをデジタル化したい人が購入した結果だとも言っている。

 シャープは、ブルーレイ駆動装置を備えた液晶テレビを売り出したが、これなども、VHS並みの簡単な操作で、ブルーレイを使えるようにしたいといい、VHSから一足飛びでブルーレイに乗り換える消費者にターゲットを当てているようである。