かくれ里

土曜日, 3月 07, 2009

白洲次郎


 NHKのテレビドラマ「白洲次郎」が話題になっている。白洲次郎については、彼が、白洲正子のご亭主で、吉田 茂元首相の側近だったと知った時から、彼に対して興味を持っていた。それが、今、何故、白洲次郎なのか。

 2年半ほど前に講談社から出版された、北 康利 著の「白洲次郎 占領を背負った男」を買って読んだ。このドラマはこの本に基づいて作られている。戦中、戦後の動乱の時代を、彼が生涯徹した紳士の哲学「プリンシプル」を貫き通した。現在の政治家たちにも彼の哲学を学んでほしいと言うのだろうか。

 昭和20年8月15日を境に日本の国は大きく変わった。白洲次郎は、占領下の日本の政治の裏舞台で活躍した。GHQのマッカーサーとも対等に渡り合った。そして、日本憲法制定の現場にも立ち会っている。通商産業省を創設したのも彼である。日本の早期独立と経済復興に多大な功績を挙げている。

 それなのに、白洲次郎の事が余り知られていないのは、彼が歴史の黒子としての役割に徹したからだろう。このドラマは3回シリーズで、今夜第2回目の放送があった。3回目は8月に放送するそうだ。多分終戦の日に合わせているのであろう。