かくれ里

木曜日, 2月 05, 2009

ワークシェアリング

 雇用問題に関連する事だが、ワークシェアリングがある。その名の通り、仕事を分け合うことだが、リストラせずに労務費の削減をしようという発想である。

 今朝のニュースでは、電機大手の富士通は、導入に際し就業規則で禁止していたアルバイトなどの「副業」を例外的に認めたそうだ。ワークシェアリングや一時休業は賃金が減るため、今後、副業禁止の規則を見直す動きが相次ぐ可能性があると言っていた。

 欧米などではこの導入がかなり進んでいるようだ。日本のように、サービス残業が日常茶飯事に起こるような社会では、労働時間の明確化が必要かもしれない。日本社会にワークシェアリングが根付くのには、解決すべき問題が多いように思われる。