だんだん
NHKの朝の連続テレビ小説「だんだん」が終わった。昨年9月28日から始まったこのドラマは、以前「ふたりっこ」で子役を演じた双子の姉妹が主役を演じた。島根県と京都府が舞台となっているが、ストーリーの展開が壮大で、祇園花街あり、エンターテーメントあり、医療関係あり、介護関連ありで 限られた出演者が演じるには少し無理があったように思う。
だが、花街(かがい)のことや、お茶屋遊びの様子などは、我々庶民は実際には接することが出来ないところだが、ドラマによって、この世界の独特のしきたりなどを垣間見ることが出来た。
主人公の演技もさることながら、共演者もそれぞれ個性的だった。又、要所要所でベテランの役者をゲスト出演させたのも良かった。終盤には人間国宝まで担ぎ出していた。
「だんだん」が、第79作目になる朝の連続テレビ小説だが、最近は視聴率が低迷しているそうだ。多チャンネル化による視聴者の分散や、生活習慣の変化などが原因とも言われているようである。4月30日からは、埼玉県を舞台にした次作「つばさ」が始まる。NHKの福地会長は、朝ドラの舞台が次作で全都道府県を一巡することになるので、朝ドラのリニューアルを考えていると言及している。
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