かくれ里

月曜日, 6月 21, 2010

夏至


 今日は二十四節季の中の夏至。一年中で一番昼が長くて夜が短い日だ。日本中が梅雨のさなかである。夏至とはこの日を過ぎると本格的な夏が始まるという意味でもある。
 
 日本各地では、太陽の生命力を得るために、夏至の日を祝う祭りが開催される。三重県の二見ヶ浦では夏至の時期にだけ夫婦岩の間から朝日が昇る。毎年ここでは「夏至祭」が行われて、白装束の善男善女が、天照大神を迎えるために祝詞を唱えながら海に入り、夫婦岩に向けて歩いていきます。

 尼崎市では、ろうそくをともして環境について考えるイベント「百万人のキャンドルナイトinあまがさき2010」があった。主催者側のコメントは「このイベントが家庭で環境のことを話すきっかけになればうれしい」と語った。

 ところで、冬至にはカボチャを食べる習慣があるが、夏至に食べる食べ物はあるのだろうか。京都では水無月という和菓子をたべるそうだが、他にはあまり聞かない。