混乱する
エコカー補助金が、財源不足から実施期間中に打ち切られて混乱している。今度は、家電エコポイントも段階的に縮小することになった。つい先ごろ、3か月延長すると発表したばかりなのに全くおかしな話だ。
家電エコポイントの財源は、当初6000億円あったのが、8月末現在で2300億円になっている。このままでは年末までに枯渇するだろうとして、政府は追加経済対策に770億円のエコポイント財源拡大を盛り込んだが、追いつかないようだ。
そこで、12月から制度を段階的に縮小すると発表した。その内容は、①12月1日購入分から付与ポイントを半減する。②1月からは買い替え分にのみ適用(増設分はダメ)。③統一省エネラベル五つ星以上の商品に限定。④リサイクル分のポイントは廃止。以上の様だが、非常に分かりづらい。
政府は、「混乱を避けるために段階的に縮小する」と言っているが、これではかえって混乱するのではないだろうか。消費者もだが、販売現場での混乱は間違いないだろう。財源が枯渇するのが分かっていたのなら、なぜ、3か月延長したのだろうか。不思議で仕方がない。
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