かくれ里

金曜日, 10月 15, 2010

インターネットTV


 ソニーは、テレビ放送と、パソコン並みの検索が、同時に楽しめるインターネット対応テレビを、米国市場向けに発売するそうだ。

  インターネット対応テレビとは、インターネット接続機能を持ち、パソコンなどを経由せずに映画や音楽の配信サービスを受けたり、ウェブサイトの閲覧や検索、メール送受信が出来るテレビの事だ。

  ソニーがこのテレビを投入する狙いは、サムスン電子などの韓国勢との価格競争から脱することのようだ。アメリカ市場では、46型の通常テレビの販売価格は1200ドルぐらいだが、付加価値をつけて200ドルほど高く設定されている。

  グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載していて、キーボード付のリモコンで操作すれば、グーグルの検索ボックスが表示されて、キーワードによりネット上の動画や放送番組が目的の画面に切り替わる。
 
 グーグルは半年後に、ネットテレビの基本技術を一般公開する予定だ。今後は、ソニーに追随する企業も出てくるだろう。ソニーは、先行する優位性を生かして他社をリードしたいと考えているようだ。このテレビの日本国内での販売は、まだ決まっていない。