かくれ里

火曜日, 10月 23, 2012

おもてなしトイレ



観光地で公衆トイレが見つからなくて困ったことがある。奈良市はおもてなし民間トイレ事業をスタートさせたそうだ。伝統的な町家が軒を連ねる「ならまち」などでは観光客にとってトイレは切実な問題だ。
 
利用可能な公共施設も休館の日は利用できない。かといって密集地では公衆トイレを作るスペースがない。予算もない。そこで奈良市が考えたのが「おもてなしトイレで」ある。

市の呼びかけで協力を申し出た店舗などには、添付画像のような表示板を設置して観光客に利用してもらえるようにする。市が各施設に支払う協力金は、公共施設が休む月曜日のみの場合は月額3千円、週4日以上の施設は5千円だ。

 市は新たに公共トイレを作るより大幅に経費が抑えられる。また、協力店舗では、売上げアップにもつながるのではないかと思われる。