かくれ里

金曜日, 3月 01, 2013

巧妙化するサイバー攻撃


特定の企業や団体を狙った標的型攻撃と呼ばれているサイバー攻撃の被害がふえている。この攻撃法は不特定多数をターゲットにした攻撃と異なり、特定の攻撃対象に時間をかけて攻撃を仕掛けるのが特徴だ。
 
わが国でも、安全保障にかかわる企業や官公庁などに対して、攻撃が仕掛けられたことが発覚し話題になったことがある。
 
経済産業省が今年中にサイバー攻撃を集約するデーターベースを国内外の企業や政府機関などと協力して構築・整備するようだ。24年度補正予算案には8億円が計上されている。
 
 このデーターベースでは、標的攻撃の最新の動向を掴むため偽のサーバーを製造し、おとり作戦を実行するらしい。偽サーバーに標的型攻撃を引き寄せ、特徴などを分析し、ウィルスの種類や発信元のデーターを整理して特定の企業や政府関係者が閲覧できるようにするそうだ。