かくれ里

土曜日, 10月 12, 2013

ファンタジア(映画)



ウォルト・ディズニーのアニメ映画「ファンタジア」は世界初のステレオ音声作品で、日本では昭和30年頃公開された。若いころ映画館のはしごをしていた僕は、この映画は「みなみ」の封切館で観たように思う。
 
映画の内容は、クラッシックの曲に合わせてファンタジックな映像が映し出されるが、どの曲の映像も美しかったが、音楽が特に素晴らしかった。
 
曲目は「トッカータとフーガニ短調」「くるみ割り人形」「魔法使いの弟子」「春の祭典」「田園交響曲」「時の踊り」「はげ山の一夜」「アヴェマリア」の8曲だったが、いずれも良く知られている曲で上映時間は2時間余りだった。
 
サラウンドの原型ともいえる再生方式が世界で初めて実用化されて、技術的にも歴史的な映画だが、莫大な費用をかけて制作されたようだ。しかし、ホームビデオ化されたビデオテープとレーザーディスク合わせて100万本以上の売り上げを記録している。その後も最新のデジタル技術を使ってBlu-Ray-DVDがリリースされている。