かくれ里

木曜日, 10月 24, 2013

下水処理場



下水を最終的に処理し河川や海域に放流するために設けられる処理施設で、浄化センター、水再生センターなどと呼ばれることもある。大阪市には12か所の下水処理場がある。
 
下水処理の処理過程は、一次処理で下水中の汚濁物を物理的に処理する。二次処理では微生物を利用して有機物を除去する。一次、二次処理で十分に除去できなかった有機物や窒素、リンなどは高度処理で除去する。
 
しかし、処理過程では大量の汚泥が発生する。この汚泥の処理もしなければ、汚濁を処理したことにはならない。沈殿池から発生した汚泥は水分が99%位含んでいて脱水工程を経て、最終的に焼却される。
 
何処の下水処理場も、場内の緑化を進めている。大阪市城東区にある放出下水処理場では、敷地内に滝やせせらぎなどのほか休憩場所を設けている。城東区の花ハクモクレンを中心に花や樹木の植栽もしている。