かくれ里

火曜日, 10月 15, 2013

ホヤ


海のパイナップルと呼ばれている「ホヤ」は、食材としては独特の風味がある。酒の肴として刺身や酢の物にして食べると癖になると言う。好きな人にはたまらないようだ。
 
関西ではあまりお目にかからないが、岩手出身のお客さんは、大阪でも買うことが出来ると言っていた。僕は20年ほど前、東北旅行に行った時に一度だけ食べたことがあるが、しかし、あの独特の匂いは好きになれなかった。
 
ホヤは古くから食用されてきたそうだが、最も身の厚くなる6~7月ごろが旬で美味しいと言われている。世界では日本の他、韓国、フランス、チリなどで食べられている。 

宮城県や岩手県では養殖がおこなわれており、年間1万トンの収穫量があるが、収穫できるまでには3~4年かかる。潜水等により天然ものも漁獲されているが年間100~200トン位だそうだ。