かくれ里

金曜日, 10月 18, 2013

日本橋



堺筋の道頓堀川に架かる橋が日本橋(にっぽんばし)で、江戸時代は紀州街道の一部だった。橋の南詰以南を日本橋筋と呼ばれ、戦前は古着屋、古本屋、下駄屋などが軒を並べていたそうだが、戦後は電気店街となり、東の「アキバ」西の「ポンバシ」と呼ばれていた。
 
僕は、昭和30~40年頃には、ラジオやテレビの部品や組立キットなどを仕入れによく行った。当時はそんな店が沢山あった。やがて家電大型店や音響専門店等が軒を連ねるようになって、日本橋筋は大層賑わっていた。

 その後、郊外型の大型量販店が出現し始めて、日本橋の家電大型店も郊外に出店をしたが、数社の超大型量販店に合従連衡されてしまった。
 
 先日、Tさんと日本橋界隈を歩いてみたが、昔の面影は全くなくなっていて、今は「オタク」の町と変わってしまっていた。食べ物屋も沢山出来ていた。そんな中にも馴染みの名前の看板もあったが、あまり目立っていなかった。