かくれ里

水曜日, 3月 12, 2014

大安禅寺



旅行二日目は、小雪のちらつくホテル前を8時半に出発する。車窓からの雪景色を望みながら、福井市にあるの大安禅寺に到着。昼食はこの寺で精進料理を味わう。
 
この寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、1572(天正2)に、越前松平家の永代菩提所として創建された。戦争での被害もなく、ほぼすべての建物は創建当時のまま残っている。寺内の随所に「三つ葉葵」の彫り物も見られる。
 
食事後、本堂に於いて大安寺の歴史の解説と座禅の組み方などを聞いた後、この寺の副住職で名物和尚の生き生き法話を聞く。仏教や禅の教えを現代社会に当てはめてわかりやすく話してくれた。
 
 副住職は、若干32歳の高橋玄峰和尚だが、話がうまい。終止笑い声が絶えなかった。最後のテーマは、「一に掃除、二に笑顔、三四元気に、おかげさま」で心の掃除は、笑顔の花を咲かせますと締めくくった。