かくれ里

金曜日, 3月 21, 2014

日本外交の苦悩



ロシアのプーチン大統領がクリミア自治共和国の編入を表明したことを受けて、アメリカはロシアに対して制裁を強化し日本にも同調を求めている。
 
日本にとってはアメリカは重要な同盟国だが、ロシアとの関係も良好だ。政府はアメリカやEUと歩調を合わせているが、欧米と比べると制裁内容は緩やかだ。
 
安倍総理は任期中に何としても北方領土問題を解決したい思いがあるからだ。経済関係も良好で日ロ貿易額が史上最高になっているからでもある。
 
 一方、中国・韓国とは難しい状態がつづいていることもあり、安倍政権にとってはロシアと良い関係を保ちたいところだ。米ロとの板挟みで苦悩する日本外交である。