かくれ里

火曜日, 3月 25, 2014

整骨院の不正請求問題



自動車損害賠償(自賠責)保険に対し、整骨院からの保険金請求が急増している。治療費の基準がなく請求内容の審査もずさんなため、不正請求が横行しているらしい。
 
自賠責の保険金が野放図に使われると、保険料の値上げにつながる。日本損害保険協会は不正請求の検討会を設置した。国土交通省などの関係省庁は改善策を検討している。
 
接骨院や整骨院による健康保険の不正請求についても、これまでも様々に報道されている。こうした問題が起こる背景には、多くの人が柔道整復師の本来の業務を詳しく知らず、言われるままに健康保険を使ってしまうからだろう。
 
柔道整復師のいる整骨院では、打撲、ねんざ、肉離れ、骨折、脱臼で健康保険を使って施術を受けられる。ただし、骨折や脱臼は応急手当てをのぞき医師の同意がいる。だが、通院日数の割り増し等、保険適応の不正は殆どの接骨院や整骨院で日常的に行われているようだ。