かくれ里

土曜日, 5月 17, 2014

集団的自衛権について



集団的自衛権については、過去にこのブログで何度か取り上げている。昨日の有識者会議の提言を受けて臨んだ安倍首相の記者会見でも、行使容認に向けた検討を、加速する考えを強調した。
 
安倍首相は、有識者による諮問機関から二つの提言を受けたと説明し、このうち、限定的に集団的自衛権が許されると言う見解については、「今後さらに研究を進めて行きたい」と語った。
 
もう一つの提言、武力行使を伴う国連安全保障への参加は制限していないとするについては、「これまでの政府の憲法解釈とは整合しない」と延べて検討しない考えを示した。
 
読売新聞社の行った世論調査では、全面的と必要範囲で使えるようにするべきが、63%にのぼったそうだ。しかし、与党内でも公明党の慎重論が壁になっている。今後も与党内で話し合っていくことになるだろう。