かくれ里

月曜日, 5月 12, 2014

カキツバタ



カキツバタはあやめ科の多年草で湿地帯に群生し5月から6月にかけて紫色の花をつける。昔は花の汁を染料に用いられたといわれている。511日の誕生日の花がカキツバタで花言葉は「幸福は必ずやって来る」だ。
 
この花は、昭和62年に住吉区の花に選ばれている。古来、日本文化にかかわりが深く、日本人に親しまれた花で、住吉区とも深い関わりをもつ花です。住吉神社近くの浅沢神社周辺は、浅沢沼と言われていて、平安の昔からカキツバタの名所として知られていたそうだ。
 
また、明治10年に明治天皇が行幸され、「むかし見し 浅沢小野の 花あやめ 今も咲くらむ 葉がくれにして」と、歌を詠まれたということです。
 
「いずれがあやめかかきつばた」と言われるように、区別の難しいアヤメ、ハナショウブ、カキツバタだが、花びらの基のところの色が、カキツバタは白色だが、ハナショウブは黄色、アヤメは網目状の模様があることで区別できるそうだ。