中国の海洋進出
中国は、南シナ海の、南沙及び西紗両諸島の領有権を主張し、ベトナムやフィリビンとの緊張を高めている。日本に対しても尖閣諸島の領有権を主張し続けている。
中国が「石油掘削装置」を設置し、それを守るためにベトナムの排他的経済水域まで船舶を配置したことをめぐって、ベトナムでは反中デモが発生している。
フィリッピン訪問中のベトナムのズン首相は、フィリピンのアキノ大統領と会談し、中国による「国際法違反」に対し、断固として対抗する構えであると表明した。そして、国際社会に対しても中国を非難するよう求めた。
安倍首相は、30日からシンガポールで始まる、アジア安全保障会議で行う基調講演において、ASEANの安全保障体制を「日米で支援」していく姿勢を表明し、中国の海洋進出を牽制するようだ。
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