大学入試改革
今年も数日を残すだけになった。仕事は大体片付いた。孫たちも冬休みに入っている。浩登は高校入試を控えて追い込みに入った。裕果も来春には中学生だ。
裕果が大学受験を受けることになる6年後には、大学入試改革が行われるようで、中央教育審議会がその輪郭を明らかにした。今までのセンター試験をやめて大学入学希望者学力評価テストを行うそうだ。
センター試験との違いは、複数回実施できることと記述式や論文式を多く取り入れて知識偏重の点数主義から抽象的思考能力を主に見るのだと言う。だが、「総合型思考」なるものが唱えられているが、高校生の段階でそうした高度の思考を期待するのは難しいのでなかろうか。
裕果が大学まで進むかはわからないが、教育現場ではかなりの混乱が生じるだろう。かっての「ゆとり教育」では、「詰め込み教育をやめて思考力を強化しよう」ということだったが、日本の教育水準は世界の水準から後退した。今回もゆとり教育の徹を踏むのではないだろうか。
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