かくれ里

水曜日, 12月 17, 2014

原油価格



原油価格がどのようにして決められるのか知らないが、一時期1バーレル100ドル前後と言われていたが、現在60ドルを割った。このままいくとリーマンショック後の価格、30ドル台になるのでは言われている。
 
しかし、そこまで落ちると実需が増えるので価格は徐々に上昇する。30ドルと150ドルの間を行ったり来たりするのが原油価格の特色だと知った。
 
原油価格がここまで下がった理由が二つあるそうだ。一つはアメリカのFRBが通貨の供給をやめたからだ。もう一つの原因は中国で、中国では国内需要を無視して原油の採掘権とその輸入を実施してきたが、それが止まった。
 
従来は、価格が低下するとサウジアラビアが減産に乗り出して価格の維持を図るのだが、今回はそれをしない。アメリカもシェーガスやオイルの減産に消極的だ。しかし、日本経済にとっては有難い。円安で輸入産業、特に電力会社は悲鳴を上げていたが、これで一息つける。原油価格の低下は日本経済に好都合である。