かくれ里

金曜日, 1月 30, 2015

エネルギーミックス議論



政府は2030年時点のエネルギーミックスの策定に向けて有識者会議で議論を始める。この会議では原発の割合をどの程度にするかが焦点になるようだ。
 
発電設備には様々な種類があり、それぞれの特徴を踏まえ、「経済性」「環境性」「供給安定性」等の観点から電源構成を最適にすることを、ベストミックスまたはエネルギーミックスと言う。
 
国のエネルギー基本計画では、原発の依存度を可能な限り低減する一方で、重要なベースロード電源と位置付けている。その上で、コスト、安全性、環境への負荷、安定供給の観点から、それぞれの割合をどれくらいにしたらいいのかを議論する。
 
経済産業省は、温室効果ガスの削減を進めるためにも、原発と再生可能エネルギーを合わせた割合を最大で50%程度にしたいと考えているが、原発は国民の間で根強い反発もあるので慎重に議論が進められそうだ。