かくれ里

日曜日, 7月 19, 2015

アメリカとイランの関係


イランは1979年のイラン革命により反米政権が樹立した。以来、テロ支援国家としてアメリカの主要な敵だった。やがてイラク戦争がはじまり、イランは自国防衛の為核武装を計画し始めた。
 
イランが核武装をしたら中東の軍事バランスが崩れる。何よりもイスラエルが危険だ。アメリカはユダヤの影響力が強くイスラエルを防衛することが国家戦略になっている。
 
しかし21世紀に入り、情勢が大きく変わった。2001年の同時テロ以後は国家より国家を装うテロ組織との対決に変わってきた。
 
イランの核開発問題の解決をめざし欧米など6か国が長期に渡る協議を続けていたが、14日最終合意に達した。これにはアメリカとイランの歩み寄りがあったとして共通の摘イスラム国に立ち向かうことになった。