国交回復
アメリカとキューバが54年ぶりに国交を回復し、双方の大使館が再開することになった。1959年当時のキューバは、事実上アメリカに牛耳られていた為、キューバ国内では不満が募っていた。そこにカストロという人物が革命を起こす。そして土地改革やアメリカ系企業の国有化を進めて、その後アメリカとキューバは国交を断絶する。
その結果、キューバはソ連との関係を深めることとなり、カストロは1961年に社会主義宣言を行った。1962年10月、ソ連によるキューバでのミサイル基地建設計画が発覚し、アメリカとソ連の間において核戦争にまでなりかけた。
このことをキューバ危機と呼んでいるが、当時の大統領ケネディーは、キューバ海域を軍事的に封鎖すること決意する。しかし、この状態でアメリカがキューバに空爆でも仕掛けたら核戦争になるのではと考え、ソ連側との話し合いで最悪のシナリオは避けられた。
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