かくれ里

金曜日, 10月 16, 2015

米韓首脳会談


アメリカを訪問中の韓国のパク・クネ大統領は16日オバマ大統領と首脳会談を行った。主な議題は北朝鮮への対応を協議することだった。核やミサイルの開発に歯止めをかけさせることなど米韓の連帯は重要だ。
 
この問題の鍵を握っているのは中国だろう。中国はここ数年、北朝鮮と距離を置いていたが、このところは友好ムードを示している。アメリカは、中国が北朝鮮に圧力をかけないのであれば韓国にミサイル防衛基地を配備することになるだろうと言っている。
 
だが、韓国とアメリカとの立場は必ずしも一致していない。韓国はことさら中国を刺激したくない立場だ。中国を刺激しないでアメリカの要望をどこまで受け入れるか、難しい立場だ。
 
 北朝鮮の核やミサイルの開発を止めさせるためには、アメリカ、韓国、日本、ロシア、中国、が一枚岩になって本気で取り組んでいくことが重要だ。早晩6ヵ国協議を再開すべきだろう。