水問題
生きものが生きるためには水は絶対に必要だ。日本は水に恵まれた良い国だ。全国隅々まで水道管が整備されていて、蛇口をひねれば清潔な飲み水が出てくる。
だが、これらの水道管は、高度成長期に建設されたものが多く老朽化が進んでいる。耐用年数の40年を過ぎたものが10%を越えていて、漏水などによる断水トラブルが年間2万件以上起きている。
今後各地で、更新の時期が来るが人口の減少している市町村が多く、料金収入が落ち込んで改修が進まず、飲み水の安定供給が難しくなっている。
国は、自治体に広域化を呼びかけているが、自治体によって水道料金に差があるので殆ど実現できていない。人口減少が進めば増々水道料金が高くなる恐れがある。国は必要な予算を確保して実効性のある対策を打ち出す必要があるのではなかろうか。
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