かくれ里

木曜日, 11月 17, 2016

韓国大統領の辞職はあるか



韓国は今、政治も経済も断末魔の状態だ。朴大統領への支持率は5%で、しかも29歳以下の支持率が0%というショッキングな結果が報道されている。こんなことは普通ありえないことだ。
 
大統領が検察の事情聴取になかなか応じないとなると、国民の反発はさらに強まる可能性がある。大統領は自らの権限を首相に譲る形で大統領職に留まりたい意向のようだ。しかし、国民の心はすっかり離れてしまっている。
 
今後の捜査次第では、国会での弾劾決議が採択され、憲法裁判所がこの決定を支持すれば大統領は罷免されることになる。弾劾の声は野党だけでなく与党からも上がっているようだ。
 
韓国の次の大統領選挙は来年12月の予定だ。朴大統領が失職した場合、60日以内に新しい大統領を決める選挙を行わなければならないが、与野党ともに選挙準備ができていない。弾劾するかどうかは次の大統領選挙をにらみながら与野党間の駆け引きが続くだろう。