かくれ里

月曜日, 1月 30, 2017

台湾総統の春節あいさつ


 

台湾の蔡英文総統が28日の春節(旧正月)に合わせてツィッターに英語と日本語であいさつ文を投稿した。ところが、中国からは批判の書き込みが相次いだ。これに対して日本や台湾から反論が投稿され激論になっている。
 
台湾の歴史において日本の統治は、明治28年から昭和20年までの間で、日清戦争の後、清朝から割譲された。その間に、学校、病院、産業などの近代国家に欠くことのできないインフラを整備したのは日本である。
 
台湾での日本語の位置づけは、中華人民共和国とは全く異なる。戦前生まれの台湾人は殆どが日本語を話し理解する。戦後生まれの台湾人の中にも自分が日本人だと考える人がいると聞く。
 
昨日このブログに書いたように、沖縄の米軍基地の一部が台湾への移転となれば、日本と台湾の関係はどうなるだろうか。もちろん習近平の中国は黙っていないと思う。しかし、アメリカトランプ大統領の出方次第ではどう動くかわからない。