かくれ里

木曜日, 2月 09, 2017

戦後レジーム



安倍首相一行は今夜アメリカに出発する。麻生副総理兼財務大臣と岸田外務大臣も同行するようだ。日本時間11日未明にワシントンで初の日米首脳会談が行われる。世界はいま、戦後の体制が大きく変わろうとしている。
 
第二次世界大戦末期、戦後の秩序についての取り決めがなされた。(ヤルタ会談) そして、ポツダム宣言が日本に突き付けられた。日本はこれを受諾して戦争が終わった。「戦後レジーム」はヤルタ協定とポツダム宣言に沿って決められたものだ。
 
戦後日本は、アメリカに頼りきり守られながら発展してきたが、日本にとっての「戦後レジーム」はまもなく終了するとみなすべきだろう。安倍総理は就任以来「戦後レジームの脱却」が必要だとして改憲を主張してきた。
 
  今後は、米国との対等の同盟関係を築くことも選択肢の一つになってきた。与野党で馬鹿な議論や誹謗中傷合戦をしている暇はないのだろう。